日課

10月に入りだいぶ涼しくなったので午前中に1時間半ほど散歩に出かけている。娘の散歩には、私自身も気分転換になるのと、かの松田道雄先生が一日3時間は鍛錬(外で遊ばせることをこういう)すべき、と著作の中でおっしゃっているからと、夫も私も喘息持ちなので少しでも外気に当てて呼吸器系を鍛えておくための3つの理由がある。娘が3ヶ月に入ったくらいからベビーカーで近所をうろうろし始めたが、なぜだか全く他の赤ん坊やちびさんに遭遇しない。それは10ヶ月になった今も変わらず、皆、散歩ってしないのかな。
一応ベビーカーに乗せて花が咲いていたり犬が寄ってきたり、鳥が木に止まっていたりそういう場面に出くわすと娘に声かけして「ほらほら〜」的に促すのだが当の本人はあまり関心ないようでぼんやりと虚空を見つめている。散歩はあんまり楽しくないのかな、と思っているが、私がいつも散歩の時にかぶる帽子を見たり、抱っこして玄関の方に歩いていくと凄く嬉しそうににっこりする。これは今から散歩に行くのがわかっていて且つ散歩に行きたいから笑っているのか?でもベビーカーに乗せると仏頂面になるのである。何でだ。
しかしこうして娘と二人細い路地や田んぼ道などをことこと散歩していると思いがけずいろんな発見がある。本日は周ちゃん広場でお気に入りのケーキやさんの工場を見つけた。整体も見つけた。それに今は収穫の時期なので田んぼや畑を見ているだけでも楽しい。妊婦時代も散歩していたのに全然気付かなかった。娘との散歩はずっと日課にしていきたいのである。
・本日の晩御飯:照り焼きチキン、人参のしりしり、もやしと舞茸の蒸しもの