奥薗寿子さんの本

テレビ東京系の「テレビチャンピオン」とかいう番組で奥薗さんを見た。たしかスピード料理だったかな。内容はいかに短時間で本格的な料理を作るか、なかんじだったと記憶している。そのとき、本当にアイデアなどがすばらしく、こんなことどうやったら思いつくんだろうと感心しながらぼんやり眺めていた。のでそれ以来私の中で奥薗さんのイメージはスピード料理の人。しかし簡単で早いけどなんかうさんくさいなあ(失礼!)とも思っていた。ところが最近図書館で奥薗さんの本を借りたところこれがとっても面白いし目からうろこであった。借りてきたのは「もっと使える乾物の本 」で、まるまる一冊乾物について。娘の離乳食卒業も使いし、本格的にだしをいちからとってみようかな、と思ったのがきっかけで、いろいろ調べた結果この本の評判がとても良かったからなのだが、本当にすごいです。わかめ、切干大根、ひじきなどのメジャーものからなんだそれっていうマイナーものまでびっしり網羅されていて、さらに思いもよらないレシピがどっさり。購入を決めました。
そしてもう一冊、「子育てごはんわたし流」。こちらも良かった!なんだか奥薗さんにはまりそう。奥薗さんはたくさん著作があるけれど農文協から出ている本たちが評判良いらしい。ただテレビ選手権出場以前のまだあまり有名でない頃の本なので書店ではあまり見かけない。図書館にならあると思います。子どもが居ると、料理が一番のネックで、いかに短時間でが重要だけれど参考になることがいっぱい書いてあり、今までのイメージをすっかり覆された。本当にお勧めです。