種まきノート

種まきノート―ちくちく、畑、ごはんの暮らし

種まきノート―ちくちく、畑、ごはんの暮らし

以前から気になっていたが高いので購入を躊躇していた。なんと隣町の図書館にあることがわかり早速読んでみる。読んでいるとなんともやさしい気持ちになってきて一気に読んでしまう。こういう暮らし憧れます。最近土地をいろいろ探しているんだけれども、利便性をとるか、環境性をとるか。迷わず私は少々不便でも環境が良いほうを選ぶ!んだけれど、なかなか難しい。しかしこの本を読んで、やっぱり街に近くても狭い土地よりも、不便でも通勤に時間がかかっても緑の多い広い土地がいい!ということを再認識した。早川さんも書いていたが、やはり人間は土とともに生きるのが一番良いのだ、と思う。現在アパート住まいで、子供たちがあんまり土と触れ合う機会がないのでしょっちゅう連れ出して田んぼやら、河原やらそういう場所に触れ合えるように努力しているが、やっぱり自分ちに庭があって緑があって畑があって・・・そういうのがいいんだと思う。天空の城ラピュタでシータが「人は土から離れては生きられない」という台詞をいってたと思うが、なぜだかその台詞をずっと覚えていて、時折ぽっと思い出すのだ。たぶん本当のことなんだと思う。アスファルトやコンクリートに囲まれた生活なんてつまらない。