健康第一

育児

幸い娘は今のところ病気にかかったことはなく、真冬生まれなのに風邪ひとつひかなかった。親孝行である。しかし2回ほど心からひやっとした出来事があった。
一ヶ月検診が無事に終わってちょうど一週間後、いつものようにオムツを替えていると、便の中に赤い糸くず状の血が出ていたのである。このときとっさに「腸重積」と言う言葉が頭をかすめた。腸重積というのは子供がかかる最も恐ろしい病気の一つであり、早期発見が大事な病気なのである。これの特徴がいちごジャム状便、というのだが、どうやら私の頭の中で血便＝腸重積という風になってしまい、かなりパニックを起こしてしまった。すぐに病院に向かったが、内心はもう娘が死ぬのではないか、きっとこのまま入院になってそれでそれで・・・、わわああああ！みたいになっていた。今考えると本当に情けないけれど。正直医療に携わる仕事をしていたのでこういうとき慌てず行動する自信はあったけれど。でも全然ダメダメだった・・・。結局診察の結果、ウイルス性感染もなく、おそらく新生児の腸は傷つきやすいので少し出血したのだろう、大丈夫ですよということになった。本当に先生や看護師さんたちはあきれたことと思う。でも、絶対血便とか出たら動揺するって！医療費が無料だから気軽に受診とかいうレベルではなく、本当に娘の死を考えた。
次は、スリングの準備をしていて金具が娘のまぶたを直撃した時である。診療時間ぎりぎりに飛び込んで、幸い腫れだけで眼球は大丈夫だったけれど、帰りの車の中で一人で号泣した。もちろん自分のふがいなさに対して。
これからも色々あるだろうけれど、本当一番大事なのは健康。つくづくそう思う。
・本日の晩御飯：チンジャオロース、野菜の甘酢サラダ、冷奴