二人目

五月十五日に次女が産まれた。長女のときはすんごい陣痛が痛かったので、今回たいした陣痛こないなーと思っていたら一時間後に産まれた。後からあれって陣痛だったのか、と思うほど。けれど予定日6日過ぎていたので母としてはかなり不安な一週間を過ごした。でもまあ無事で何よりであった。産院も前回の公立病院(古くて6人部屋)から今回は個人病院(全部個室で料理がレストランのようにおいしい)にした。前回は母子別室で授乳だけ呼ばれてしにいくシステムだったのだが今回は母親の希望に沿ってくれるそう。ということで母子別室を希望しようとしたらなんと最近のお母さんはたいてい母子同室希望なんだそうだ。産後の体力に自身のない三十路母としては驚愕の事実。だけれども家に帰れば長女がいるから次女とゆっくり出来るのも産院だけなんだよな、と思い3日目から同室してみた。が、翌日なぞの全身筋肉痛・・。こんなもんだ。
で、やはり二人目育児は手抜きと言うか勝手知ってるというかまあよく言えばおおらかな育児というかんじ。ちょっとしたことでは動じなくなっており、口癖が「まあ大丈夫やろ」なのである。長女のときのおろおろしたかんじもければ写真も少なめ。そんな光景を見て妹が「二人目ってこんなもんよね」とつぶやく。しかし愛情の注ぎぶりはおんなじよ、と反論してみる。次女は小さいときの長女に良く似ており、赤ん坊特有のしぐさなど大変かわいい。忘れていた長女の赤ん坊時代のこともいろいろ思い出し、この2年半あっという間だった、としみじみしたりもする。当時は当たり前だったことがもはや当たり前でない。その当たり前の時期は本当に短くあっというまで、すぐに次の「当たり前」なことがやってきて去っていく。育児はこんなことの繰り返しだ。
けれども赤ん坊見てるとどうしてもう一人欲しくなるのかな。あの独特のしぐさと目つき、何ともいえない。ビデオは必須アイテムですね!