ちょっとだけ

同じく最近2児の母となった友人に「ちょっとだけ」という絵本を教えてもらう。さっそく近所の図書館に借りにいき読んでみたところ・・・・、2ページ目から胸が詰まる。まさにうちの長女のことだから。長女は次女の面倒も良くみてくれて、私の手伝いもしてくれて、本当に助かる。次女が産まれてさらに拍車がかかり、それまで一人で出来なかったトイレ、着替え、手洗い、などなど自分で出来るようになることがどんどんできるようになって、私は「良かった良かった」なんて思っていたけれど、本当は絵本の中のなっちゃんと一緒の気持ちだったのかもしれない。ついついおねえちゃん扱いしてしまうけど彼女はまだまだ子どもなんだ。まだ産まれて2年しか経ってないんだ。それなのに私は彼女に多大な要求を押し付けていたのではないか、そんな気持ちになった。もっと甘えればいいのに次女が出来てからあんまり甘えなくなって、口癖のように「もうおねえちゃんだから泣かないの」「おねえちゃんだから出来るんよ」と言う。時折急に私に抱きついてくることがあって、そんなときは家事も中断して抱っこするんだけれどそんなことで彼女の心は満たされるんだろうか。最近次女を抱っこすることが多いので、いつのまにやら長女の目線にしゃがんであげることが少なくなったように思う。子どもの目線に立ってもう一度長女との関係を見つめなおそうと思った。

ちょっとだけ (こどものとも絵本)

ちょっとだけ (こどものとも絵本)