西の魔女が死んだ

公開当時、見てみたいなーと思っていたけれど日々のどさくさにまぎれてすっかり忘れていた。先日BSでたまたま放映されたので見てみた。実際は次女を子守しながら見たのでせりふがほとんど聞こえず内容もよくわからず。ただサチパーカーさんの美しいたたずまいが印象に強く残った。そこで図書館にいき本を借りてきてみる。児童文学のところにあったので、そのとき初めてこの本が児童文学なのだと知る。すっかり大人向けな本だと思っていたから。今の私が読んでも十分に耐えうるとても良い本だが、中学生の私に読ませてあげたいとそう思った。良い本というのは人によってさまざまだが、私は繰り返し読みたくなったり、年をとるごとに読後の印象が変わる本とかがそういうのに当てはまると思うのだが、この本はまさにそれに当てはまる部類の本だと思った。
娘やその孫に向けていまから少しずつ良い本を揃えていきたいと思っている。もちろん読むのは本人の自由に任せるけれどそういう本が家の本棚にこっそりと置かれているってとても良いことだと思うから。しかし私が子どもの頃呼んでいた本は当然ながらいつのまにか処分されてしまった。今にして思えばもったいないことをした。

西の魔女が死んだ

西の魔女が死んだ